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Channel: 「事の端」日記
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Happy Restaurant!

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片品村で始まったハッピーレストランにホールスタッフとして参加。

南相馬からの避難者の方や、受け入れ支援をされている方などと和やかなひと時を過ごす。


ハッピーレストランとは、震災によって避難されて来られた皆さんに食の力を通して元気になって頂こうと、「ぐるなび」と合弁会社 場所文化機構が中心となって企画された、仮設レストラン。


前回、GW中に中之条のTSUMUJIで行われたのに続き、今回も現地スタッフとして沼田青年会議所がバックアップ。

仮設と言っても、大型テントの中はゆったりしたスペース。
「事の端」日記


BGMも雰囲気があり、さらに特筆すべきは料理!

今回は全国芽生会連合会が全面的にバックアップ。

名立たる料亭の料理長が勢ぞろいして、文句なし超一流の料理をご提供。


全国芽生会連合会について簡単に説明すると、ウィキペディアによれば、いわゆる「料亭」として認められる基準のひとつとして、この会に入会していることが挙げられている。

そんな芽生会の重鎮料理人や老舗料亭の方々が本当に冗談かと思ってしまうくらい、ごろごろいらっしゃる!

つきだし、お椀、焼き物、煮物、ご飯、デザート、それぞれを担当する一流料理人の方々が腕を奮い、それがまた楽しそうで見ていてワクワクする。


お招きするのは南相馬からの被災者の皆さん約400名に加え、普段ご苦労されている受け入れ側の民宿や旅館の関係者の方々。

和やかに食事を楽しむ家族連れ、しみじみ味を噛みしめる老夫婦、中には涙を流されるお客様も。

震災から100日経ったけど、避難されている方々の心の傷は見えない。

そういう方々に、迷惑でない限り、出来る範囲内で寄り添いたい。

その為の努力をしたい。


ただのホールスタッフだけど、ハレの場での家族間の、友達同士の、夫婦の、笑顔の団らん、ほんの束の間でも、普段感じる以上のくつろぎを感じて頂ける演出をお手伝い出来たら、と思って慣れない手つきでお皿を運んだ。

様々な感謝の言葉を頂いた中で、ある女性のお客様に言われた一言が堪らなかった。


 「今晩の夢に出てきそうなくらい美味しかったわよ。ありがと。」


明日もまた頑張ろう。


「事の端」日記
お店を出られそれぞれの宿舎に戻る皆さん

和やかな会話が続くといいなあ


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